野の花大好き コモチマンネングサ

プロフィール

acha1

Author:acha1
飛行機が大の苦手。
空気より重いものが空にある~不思議と思いませんか?

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Category: スポンサー広告
Edit | Permanent Link | Comment(-) | Trackback(-)
2010/05/31 Mon
S-komotimannengusa.jpg

 ”子宝に恵まれる”
人間の場合は一人では無理があるのだが、
子孫繁栄は喜ばしい事に違いは無いのだが、
”子持ち”と言うと、
一般的に「未亡人」を指すようである。

その後に人が聴くのは、
生き別れ?
死に別れ?
こんな事は勿論に、本人に直接聴くのではなくて、
陰口なのである。

どんな町にも、特別に、こんな事に詳しい”お喋り雀”おばさんが居たものなのだ。


 
  雀と仲良くしている”おじいさん”を見て、雀に嫉妬する”おばあさん”は、
雀の舌を引き抜いてします。
囀りの聞こえなくなった雀を、おじいさんは、竹やぶの中を探し回る。

 そして、
雪の中で、雀の里にたどり着いたおじいさんは、
舌を抜かれた雀に再会し、お土産に、稲の穂を持って帰るのだった。

 その話を聞いたおばあさんは、
雀の里を訪れ、金貨の詰まった葛篭を持って帰るが、
重すぎて、雪の中の埋もれて死んでしまうのである。
その、
お金を拾ったおじいさんは、
大金持になり、"雀大臣"と呼ばれる程になったのである。
・・・

 男は、
ほとんど老人のような生気の無い生活をしている冴えない中年男で、
そんな男に成り行きで長年連れ添った妻との、倦怠期の夫婦であった。

雀に話し掛ける夫を見て、
妻は、

「私が、あなたのような人と一緒になったばかりに、」
「朝夕どんなに寂しい思いをしているか、」
「あなたはご存じないのです」。

  私は決して欲張りな女ではないんです。
「あなたのためなら、どんな事でも忍んで見せます」。
ただ、時たま、
「あなたから優しい言葉の一つも掛けてもらえたら」、
私はそれで満足なのですよ。
・・・


夫は、
「おれをこんなに無口にさせたのは」、

お前です。
「夕食のときの世間話なんて」、

安易な気分本位で、
「やたらと人の陰口をきく」。

お前には、
「ひとの悪いところばかり眼について」、

自分自身のおそろしさにまるで気がついていないのだからな。
「おれは、人がこわい」。
・・・


なんだか、何処かの”夕餉”の会話を聞いているようである。

女性の言葉など、
”でたらめで安易な気分本意な言葉”であって、

”女性の本性”は、
「情け容赦の無い」
「嫉妬心と留まるところを知らない物欲」にあるのだと、
・・・


太宰は、
舌切雀のお話を通して、言いたかったように思う。

「子持ちだろうが」
子供が居なくても、本人そのものが変わるわけではない。

まぁー
人の陰口は言わぬ事。
嘘はつかない事。
見栄をはらない事。
素直に気持ちを伝える事。
優しい気持ちを持つ事。
そんな気持ちを伝える事。
・・・
簡単そうで、出来そうで、
出来ないのが、こんな事。





スポンサーサイト
Category: 野の花
 
 
 
 
 
 
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。