野の花大好き 物の考え

プロフィール

acha1

Author:acha1
飛行機が大の苦手。
空気より重いものが空にある~不思議と思いませんか?

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
--/--/-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Category: スポンサー広告
Edit | Permanent Link | Comment(-) | Trackback(-)
2010/05/14 Fri
5-14-s001.jpg




 萌黄色の木々の葉も、その蒼の色を日増しに濃くしている。

青葉の山々から、一滴の滴が苔むした岩肌をつたい、ポツリと落ちた。

 そのたった一滴の水滴なのであるが、水滴には心が宿っている。
その一滴は、なにも養分さえも含んではいないと見えてしまう、
岩肌に張り付いた水蘚に潤いを与え、
水蘚と共生しているかのように見える、ネコノメソウにも活力をくれている。
そして、静かに水蘚が張り付いた岩の上を、
何も言わずに、唯しずかに落ちていく。

 また、あるものは霧となり、
いにしえより其処にあるかのような大木の葉に纏わり着いて、
枝先から幹に伝って、地下深くに染込まれて往き、
大木の根を潤して、山の斜面から再び姿を現すのには、
多くの月日を要するものもあれば、地底の深部に達して、
地下水脈となって、人知れずに土地を潤してくれているのかも知れない。
 そんな一滴、一滴が集まって、
沢となって、山の斜面を流れ下り、沢はより添って小川となるのである。


 「杓底一残水 汲流千億人」

「しゃくていのいちざんすい ながれをくむせんおくのひと」

谷川の水は豊かに流れ下っている。
涸れる心配などは全くと言ってないのであるが、
たった一杯の柄杓の水と云えども、自分が必要とした分以外の
柄杓一杯の水のうちの半分は、必要としない分である。

 それは、たとえ柄杓一杯の内の半分の水と云えども、
そっと流れに返せば、下流の多くの人々と喜びを共に享受することが出来る。
・・・
まぁー
「言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし) 」
なのだが、
相対的に、大切なことは、
”物の命””資源の命”を大切にして生きるということなのであろう。
・・・
こんなこと思ってみたら、「茶道」も、茶釜からお湯を汲むとき、
柄杓の半分を、茶釜に戻していた。
相通じる事があるようである。





スポンサーサイト
Category: 思い
 
 
 
 
 
 
 
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。